今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)が各国の注目を集めた。韓国のキム・ソンヨン監督(48)は警戒する選手を聞かれて「オオサカトウイン、ネオ」と名前を挙げた。

台湾の最速148キロの長身右腕、リ・チェンシュン投手は、昨年末に大阪選抜が台湾遠征をした際に根尾と対戦。結果は空振り三振だったが、ショートを務めていた根尾が「いい選手」だったと印象を残し、名前を挙げた。

この日の公式練習で根尾は、高校日本代表として2度目のブルペンに入り約30球を投げた。「どのポジションになろうと、勝利に貢献できるプレーをしたい」と投手、内野、外野の「三刀流」でフル回転する。