連合チームの鹿島台商・石巻北が5回コールドで敗れ、女子で主将を務めた山田知希(しるき)内野手(鹿島台商3年)の短い夏が終わった。試合前にはユニホームでノック補助員を務める予定だったが、降雨の影響でシートノックがなくなり、制服姿の記録員でベンチ入り。1回裏からベンチ右端に移動し、「下を向くな!」「元気を出せ!」と声を絶やさず、仲間たちを鼓舞し続けた。

5回1死満塁では祈るようなしぐさも。結局、打線は1安打だけで本塁が遠く、1時間31分で最後の試合を終えた。

試合後は6台のテレビカメラに囲まれながら、「悔しい気持ちも…」と話すと20秒近く涙で言葉に詰まり、「このメンバーでやってきて良かったです」と話した。

昨秋、マネジャーから選手に転向。13日の開会式ではプラカードを持って入場行進した。規定で試合出場はできず、この日は登録の関係で大内優斗内野手(鹿島台商3年)が「ゲーム主将」としてメンバー交換などを務めた。山田主将は「女子だし、キャプテンだったけど『ついてきてくれてありがとう』という言葉をかけたい」とチームメートに感謝した。