仙台育英(宮城)の「スーパー1年生」伊藤樹投手が胴上げ投手となった。

上級生が6回まで10失点と苦しんだが、7回から登板して高校での自己最速141キロの直球などで3者連続三振発進。3回を1安打無失点に封じ「決勝舞台は正直怖かったですけれど、投げられることに感謝して思い切りできたことが良かった。甲子園でも先輩たちが助けてくれると思う」と初の聖地を心待ちにした。

昨夏の全国中学総体決勝では秀光中の最速144キロ右腕として、当時高知中の150キロ右腕・森木大智投手(現高知1年)と投げ合い準優勝した。この日朝も互いにLINEで激励。「甲子園で会えるように頑張ろうと言っていたので(負けてしまって)残念。自分が先に甲子園デビューできるのでしっかり雰囲気を味わって、森木に伝えたい」。最速147キロ左腕・笹倉世凪投手、木村航大捕手を含めた秀光中出身1年生トリオで、悲願の白河越えの一助となる。