星稜(石川)が、準優勝した95年以来の8強に進出した。

タイブレークに突入した延長13回1死一、二塁。6番の福本陽生内野手(3年)がサヨナラ3ランを放った。石川代表は和歌山代表に夏の甲子園7度目の対戦で初勝利。

BS朝日で解説していた元監督の山下智茂氏(74)は「奥川君が本当によく投げてくれた」と先発して165球を投げ抜き、23個の三振を奪った右腕を絶賛。殊勲打の福本については「地方大会で無安打で『人生はいいことがあるから、頑張れや』と言っていた。練習はうそをつかないですね」と話していた。