明石商の4番安藤碧外野手(3年)が、本塁打を含む4打数2安打4打点の活躍で春夏連続の4強進出に貢献した。

「この2試合チームメートに助けられていたので、今度は自分が勢いづけるバッティングをしたかった」と燃えていた。1回1死二塁、「甘い球を思いきり振っていこうと思っていた」と、内角直球を打ち右前先制適時打だ。さらに2打席目の2回2死一、三塁、「うまくヘッドを立てて打てた」と、高め直球をとらえ「感触は完璧でした」という高校通算13号となる3点本塁打をバックスクリーンにたたき込んだ。

肩が開く癖があるが、狭間善徳監督(55)の助言で「注意されて意識づけていました」といい、結果に結びつけていた。