智弁学園(奈良1位)が神戸国際大付(兵庫3位)を下し、2回戦に進んだ。

今夏の甲子園でも4番に座った強打者、前川右京内野手(1年)が2打席連発の活躍で勝利に導いた。2点を追う3回2死二、三塁から初球を捉えて右翼席上段に逆転3ラン。5回にも、再び初球を捉え今度はバックスクリーン右に追撃ソロを放った。ともに推定120メートル越えの特大弾で、一振りで観客をどよめかせた。前川は4打数2安打4打点と1人で全得点をたたき出した。

26日の2回戦は、春の近畿大会に続いて智弁和歌山(和歌山1位)との「智弁対決」となる。