大阪桐蔭(大阪1位)が3本塁打を含む17安打19得点で立命館守山(滋賀2位)を圧倒し、2回戦に進出した。

初回、2番伊東光亮内野手(2年)の右中間ソロで先制すると、2回にも5番船曳烈士内野手(2年)の中越えソロなど7長短打を集めて、打者一巡で8得点。3回にも代打の前田健伸(1年)が右越え2ランを放つなど、3回まで毎回本塁打だった。

船曳は「体を開かず、センター方向を意識した」と4打数4安打5打点の大当たり。西谷浩一監督(50)も「理想的なバッティングをしてくれた」とうなずくように、主軸として納得の結果を残した。

投げては藤江星河投手(2年)ら3投手の継投で相手打線を1安打に抑え、失点は3番手・松浦慶斗投手(1年)の暴投によるもののみだった。大阪桐蔭は大阪府予選からここまで通算8試合を終え、2桁得点は6度目。大阪大会を勝ち抜いてきた強打を近畿大会でも見せつけた。

大会は来春センバツの出場校を決める参考資料となり、2年ぶり出場へ向け1歩前進。次戦は27日で、20日に行われる東山(京都2位)-明石商(兵庫2位)の勝者と対戦する。