昨夏甲子園優勝の履正社(大阪)が23日、茨木市内の同校グラウンドで少人数による個人練習を行った。

完全な活動再開ではなく、参加可能な部員が個人で練習できるようにこの日から土日だけ施設を開放した。感染防止対策として午前と午後の2班に分け、打撃練習は少人数で行うなど「3密」を避ける措置を講じた。

今夏の甲子園大会の中止が決定後、部員と指導者が顔を合わせたのは初めて。電話取材に応じた松平一彦部長(42)は「受け入れるのは難しいけど、なんとか切り替えてやっているようでした」と話した。