公立の香椎が4本塁打を含む12得点を奪い、4日に続く打線爆発で予選リーグの連勝を飾った。

プロ複数球団が注目する外野手と投手兼務の5番・牟田稔啓(じんけい)外野手(3年)が、人生初という2打席連続本塁打で貢献だ。

1点を追う5回無死一、二塁のチャンスにで燃えた。2-2から高めカーブをとらえ、逆転となる左越え3点本塁打を放った。6回1死一塁でも勢いは止まらない。初球の内角直球をうまくさばき、左越え2点本塁打を放った。

プロが熱視線を浴びせる最速145キロ右腕としての登板はなかったが、自慢のフルスイングで応え、今後の福岡地区大会決勝トーナメントへ「優勝を目指します。また本塁打で貢献したい」と気合を込めた。