シード校の日本学園は、世田谷学園に敗れた。3点ビハインドで迎えた4回2死二塁で、4番伊藤飛遊吾外野手(ひゅうご=3年)の右中間への適時三塁打が唯一の得点となった。高橋裕輔監督(36)は「初戦より固かった。力負けのような感じです」と唇をかんだ。

17年、夏の大会でチームは8強と躍進。先輩たちの活躍を見て入学したのが今の3年生たちだった。「30人以上も入部してきたが、選手が途中で抜けることもほとんどなかった。仲良しで良いチームになったかな」と敗戦も選手をたたえていた。