佼成学園(西東京)が強豪の日大三にサヨナラ勝ちした。

4番堀川拓真外野手(3年)が2-2の9回1死二塁、左中間にサヨナラ打を放った。「打ったのは、抜けたフォーク。(監督から)打たすぞ、と言われた。自分が決めるつもりで」。帽子のつばの裏には「迫力」の文字。「4番としての自分を大きく見せたくて」。

藤田直毅監督(57)は「三高さんの壁にぶち当たって、うちは強くしてもらった。恩返しができた」。