上越2番手で登板のエース高野空(3年)が意地の投球を見せた。先発山田幹汰(3年)が1回裏1死で降板。5、7回裏に失点してコールドに持ち込まれたが、6回1/3で13個の三振を奪った。

7月上旬は120キロ台後半だった球速が136キロにアップ。新型コロナウイルスの影響で対外試合ができない間、走り込みで鍛えた成果が出た。「エコスタのマウンドは楽しかった」というエースを、川田淳監督(56)は「成長してくれた」とたたえた。