第103回全国高校野球広島大会の組み合わせ抽選会が26日、広島市内で行われた。連合チームを含む90校86チームが参加。7月10日開幕し、31日が決勝予定。

今春センバツに出場し、シード校で2回戦から登場する広島新庄は、神辺-舟入の勝者と対戦する。広島新庄は技巧派左腕の秋山恭平投手(3年)、本格派右腕の花田侑樹投手(3年)の左右のダブルエースを軸に、守り勝つ野球で5年ぶりの夏の甲子園出場を狙う。

同じくシード校で、春の県大会準優勝の呉港は、安芸府中-海田の勝者と16日に対戦。昨夏独自大会を制した広島商は、加計芸北-呉商の勝者と17日に対戦し、広陵は因島-美鈴が丘の勝者と17日の2回戦でぶつかる。

開会式の選手宣誓は、立候補制の抽選で行われ、32人の中から福山誠之館の高橋功志主将(3年)がくじを引き当てた。高橋主将は「自分でもびっくりしています。うれしいです」と笑顔をみせ、「この大会を福山誠之館で始まって、(優勝して)福山誠之館で終われる大会にしたいです」と強い覚悟を示した。