中央学院が、2投手の継投で7回コールド、5回戦進出を決めた。

門倉幹大外野手(3年)が先発し、2回2/3を2安打に抑えると、糠谷(ぬかや)翔大投手(2年)にスイッチ。糠谷は力強い真っすぐで4安打3三振1失点の好救援を見せた。

プロ注目の150キロ右腕・細谷怜央投手(3年)を温存しての勝利も、糠谷は「マウンドに上がったら、自分がエースだという強い気持ちで投げています」と力強く話した。

この試合が開始する前には、Aシードの千葉学芸、Bシードの市立船橋が負ける波乱も。相馬幸樹監督(42)は「勝ち進む難しさを実感した。今日は手堅く戦おうと思った」と振り返るが、糠谷は「うちにとってはチャンス。気を抜かずにいきたいと思いました」と動揺は一切見せず。自分の投球に集中し結果を残した。

今日も、150キロ右腕・細谷怜央投手(3年)は、ブルペンで軽く投球するに止まった。相馬監督(42)は「今はチームの底力をつけているところ。細谷はしかるべきタイミングで投げる機会をつくりたい」と話し、次戦に期待した。