桐光学園が主将とエースの活躍で5回コールド勝ちを収め、4回戦に駒を進めた。

先発したエース中嶋太一投手(3年)は、立ち上がりのピンチをしのぐと、尻上がりに調子を上げた。140キロ超えのストレートを連発し、4回2安打5奪三振で無失点。主将で3番の内囿光人内野手(3年)は、初回に先制の左前適時打を放つなど、4打数2安打3打点の活躍で勝利に貢献した。

2人は、世田谷西シニア時代から6年間共にプレー。内囿が「太一を楽にさせたい思いがあった」と話せば、中嶋は「ゾノについていけば間違いない」と、絶対的な信頼関係を築く。目標である全国制覇へ、攻守の要がチームをけん引する。