3人のメジャー投手を輩出する名門・東北が9回逆転サヨナラ負けで姿を消した。

3-2とリードして9回裏を迎えたが、四球と失策などで1死一、三塁から同点の適時二塁打を許した。なお1死二、三塁で次打者への初球が暴投になり、サヨナラの生還も許した。

夏は過去22回の甲子園出場を誇る名門。OBにはマリナーズ佐々木主浩投手、ドジャース斎藤隆投手、パドレスのダルビッシュ有投手らがいる。今夏はノーシードながら、初戦で第2シードの仙台一を7回コールドで撃破。その勢いも5年ぶりの甲子園出場につなげることはできなかった。

第1シードの仙台育英も4回戦で敗退。宮城高校野球をリードしてきた東北と仙台育英がともに甲子園を逃すのは2014年以来、7年ぶりとなる。