19回目の夏の甲子園出場を目指す横浜が、今大会5回目となるコールド勝ちを収め、18年以来の夏の県大会決勝に進出した。

3回戦の鎌倉学園戦に続く2度目の先発となった背番号「5」の宮田知弥投手(3年)は、低めに変化球を集める投球で3 1/3回を1失点。打っては2安打2打点と5番の役割を果たし、大勝に貢献した。村田浩明監督(35)は「春夏越えられたかった準決勝という山を越えるという部分では、これまで宮田がチームを引っ張ってきてくれたので、やはりここは宮田に任せると決めました」と信頼を口にした。

これで甲子園まであと1勝。宮田は「気持ちの面は変わらないように一戦必勝でやってきたので、いつも通り臨みたい」と力強く話した。