常葉大菊川が打線爆発で県大会に王手をかけた。昨秋東海大会準優勝校の聖隷クリストファーに、10-0で7回コールド勝ち。石岡諒哉監督(32)は「圧倒して勝とうと話していた。選手はスイッチを入れてやってくれた」と目を細めた。
1回表2死二、三塁。内藤侑弥外野手(3年)が、左中間を破る2点適時二塁打を放った。「相手は東海準優勝チーム。先に点を取らなければやられると思い、初回から積極的にいった」。狙い通りの先制打で口火を切ると、10安打10得点。最後まで圧倒した。
チームはこの冬、質にこだわってバットを振り込んだ。多い時には1日1000スイング。筋力トレーニングにも力を入れた。前日26日の練習では、指揮官自ら打撃投手を務め、状態を確認。「発展途上だが、成果は出てきた」。選手のスイングに感じた手応えが、結果に表れた。
昨秋、地区大会初戦敗退の屈辱を味わったチームは、2007年センバツを制したOB監督の下で着実に変化。内藤も「秋はどん底だったけど、冬に取り組んできたことをチームで出せた」とうなずいた。勝てば県切符となる来月2日の掛川東戦も、快音を響かせる。【前田和哉】

