八戸学院光星(青森)が「死球無効」からの打ち直しで3回に追いついた。

2死二塁。有馬伽久(3年)の4球目のスライダーが井坂泰三内野手(3年)の左腰に当たった。井坂は喜んで一塁に走ったが、しっかりとよけていないとして球審にボール判定を受けた。

1番打者は有馬や捕手に笑顔で頭を下げた上で再び打席へ。7球目をしぶとく左前に落とした。

○…期待の1年生左腕、洗平比が堂々の甲子園デビューを飾った。先発し5回4安打1失点。初回から再三のピンチを招き、3者凡退は5回の1度のみ。それでも最速140キロの直球に90キロ台のカーブで緩急を織り交ぜ、最少失点で切り抜けた。「自分の目標は勝利につながる投球をすることだったので、まずまずの投球ができた」と振り返った。