第75回秋季全道高校野球室蘭、小樽、空知、北見地区予選の組み合わせが1日、決まった。今夏、創立100周年で8年ぶり北北海道大会1勝を挙げた岩見沢東は、初戦で滝川西対砂川の勝者と対戦する。夏8強を経験した主力5人を中心に、62年以来60年ぶりの秋全道切符と、創部100周年を迎える来春のセンバツ出場を狙う。
主将で4番の熊谷昂哉内野手(2年)は「先輩たちと一緒に北大会1勝という貴重な経験をさせてもらった。次は60年ぶりの秋全道を目指したい」。3年生13人が抜け14人と少ないが、一塁の熊谷主将、武田優成捕手、荒井元輝二塁手、投手兼中堅の丸谷陽彩、投手兼三塁の竹内新太(いずれも2年)が主力として北大会1勝に貢献。丸谷は「北大会は守備では大きく崩されずに戦えた。新チームで攻撃面を上げていけば」と、秋のテーマを掲げた。
夏の大会後、小樽水産を13、14年と2年連続南大会に導いたOB板橋宏季監督(40)が就任。同監督のもとトス打撃は6秒1スイングと細かく設定し、30分で計300スイングと数を明確にして、振り込んできた。武田は「強いゴロ、ライナーが出るようになった」。走塁面も「本塁を狙う際の三塁コーチの的確な指示」「タッチアップと帰塁の判断」と直接点に絡む動きを重点的に磨き、竹内は「少ないチャンスで得点する方法を詰めてきた」と手応えを口にした。
練習開始時に全員で石拾いをし、ランニングは行進して足を合わせてから始める新ルーティンも加えた。荒井は「より緊張感を持って練習に入れている」。夏からさらに意識を高め、上を目指す。【永野高輔】
◆岩見沢東・板橋監督 経験はあるが3年生が抜けて別のチーム。まだ力はない。150キロ投げる投手も140メートル飛ばせる打者もいない。誰でもできることを100%できるように。

