聖パウロ学園(西東京)は初回に5点を先取されたが、12安打12得点の猛攻で逆転コールド勝ちを収めた。投げては2年生エースの原田翔奈冬(かなと)投手が8回13安打を浴びたが、116球で完投。初回の5失点以降はホームを踏ませなかった。

勝俣秀仁監督(40)は原田について「立ち上がりは夏の緊張感が出てしまった。2回からは自分のピッチングをしてくれたので、安心して見ていられましたね」と笑顔で振り返った。

■工学院大付、13安打もつながらず

工学院大付(西東京)は8回コールドで敗れ、ベスト16進出はならなかった。初回に5点を先制するも、先発の小松政宗投手(2年)は打者2人に9球を投じただけで降板し、2番手のエース大友伸晃投手(3年)もつかまった。2回までに2人で計8失点と逆転を許した。打線は13安打も2回以降は無得点とつながらず、雨宮啓太監督(39)は「打つチームを作ってきたが、うまくかみ合わなかった。選手たちは主体性を持って練習に取り組み、すごく成長してくれた」と目を細めた。