第3試合で、今春センバツ経験の変則右腕と大会屈指の強力打線が激突する。
英明は横手投げで、90キロ台の遅球を操る技巧派、下村健太郎投手(3年)が中心。香川大会の全5試合に登板し、防御率は1・34。センバツでは初戦の2回戦で智弁和歌山を3-2で下した。さらに右腕の清家準内野手(2年)や最速144キロ左腕、寿賀弘都外野手(3年)らタイプの異なる投手がそろう。打線はリードオフマンの鈴木昊内野手(2年)が打率5割超え。4番の寿賀や香川大会決勝で本塁打を放った6番大島陵翔内野手(3年)にも注目。
智弁学園は奈良大会5試合で大会タイ記録の12本塁打を放った強打を見せられるか。高校通算31発の1番、松本大輝外野手(3年)をはじめ、投打の二刀流で活躍し準決勝で先頭打者アーチを放った中山優月投手(3年)、準々決勝で2本塁打の高良鷹二郎捕手(3年)を中心に51得点を重ねた。だが、組み合わせが決まり、変速右腕対策でホームラン封印を宣言。主将の高良は「本塁打はあまり考えていない。センター方向にライナーを意識して、つなぐバッティングで挑みたい」と意気込む。準Vだった19年以来の聖地で全国制覇へ。初戦突破で勢いに乗る。

