昨夏4強の聖光学院(福島)が2年連続で初戦を突破し、福島県勢として夏通算40勝を飾った。
プロ注目の高中一樹内野手(3年)が攻守で存在感を発揮。2-0の5回無死一塁、2ボールから左中間に適時二塁打を放ち、6回先頭では三塁へセーフティーバントを決めて5打数2安打1打点。16安打の打線をけん引した。6回の遊撃守備では、ゴロを1回転しながらノーバウンドでさばく超美技でスタンドを沸かせた。「勢いを持ってくるのも自分次第。それが仕事なので、もっと勢いを持ってこられるように頑張りたい」と力を込めた。
投げては小室朱生投手(3年)が、5回終了後のクーリングタイム明けに左ふくらはぎとハムストリングが同時につるアクシデントで途中降板となったが、5回1/3を2安打無失点で試合をつくった。「直球を右打者の内角にしっかり投げ込めた。変化球も強気でいけたし、一番自信があるスライダーを右打者の低めに投げられた」とうなずいた。
2回戦に向けて高中は「日本一という大きな目標を掲げているので、チームとしても成長していかないといけない」。小室は「自分にできることは限られているので全力投球でいって、バックに助けてもらいながら打ち取っていけたら」と意気込んだ。

