高校通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)佐々木麟太郎内野手(3年)が14日、兵庫県内での午前練習の合間に取材対応し、10年ぶりとなる夏の甲子園8強へ堅守をキーポイントに挙げた。17日の3回戦は強打の智弁学園(奈良)と対戦する。「失点をどれだけ少なくして、ゲームを運べるかが大事になる。投手を中心とした堅い守りは、誇りを持って先輩方から受け継いできたものなので、とにかくベストを尽くしたい」と力を込めた。
前日13日の2回戦クラーク(北北海道)戦は、大雨で試合が1時間34分中断する難しい状況下で、2-1で競り勝った。同点の8回表1死満塁の大ピンチをしのぎ、その裏に1点を勝ち越す熱戦に「どっちに転がっても本当におかしくなかった」と佐々木麟。投手陣が踏ん張り、守備陣の好守も光った。「好機を引き寄せられたのは自分たちにとってプラスだった」と振り返った。
佐々木麟は8日の初戦宇部鴻城(山口)戦で3打数3安打1打点と活躍したが、ノーステップ打法を試したクラーク戦は4打数無安打に封じられた。「なかなかスイングでバットが出てこない感じがあったので、そこは修正したい。課題は映像とかを振り返った上で明確になった。そこを修正して次の智弁学園さんとのゲームにいい形で臨みたい」と意気込んだ。

