甲子園通算35度の出場で40勝を誇る大垣日大(岐阜)・阪口慶三監督(79)が年内で退任することが29日、明らかになった。学校は同日、10月2日に勇退に関する会見を開くと発表した。

阪口監督は67年に母校・東邦(愛知)の監督になり「鬼の阪口」の異名をとった厳しい指導で、同校を春夏通算24度の甲子園に導いた。89年センバツでは優勝を果たした。06年から大垣日大に移り、07年センバツで準優勝した。

今年は春夏とも甲子園に登場。記録が残る限りで、出場、勝利とも甲子園最年長記録を更新した。