能登半島地震で被災した日本航空石川は大会6日目の第1試合で常総学院(茨城)との初戦を迎える。

4年ぶり3度目のセンバツに向け、中村隆監督(39)は「勝たなきゃいけない使命感というよりは、我々はチャレンジしにいくっていう風に思って、甲子園に向けてやってきたことをしっかり出したい」と力を込めた。また、6日にチーム内で背番号を発表したとし、福森誠也投手(3年)が背番号19でベンチ入りすることも明かした。

福森は石川・輪島市内にある祖母宅で被災。1月上旬に山梨に拠点を移したチームに合流するまで、避難所で生活していた。ここまで一度もベンチ入りはなかったが、昨秋から頭角を現していた。中村監督は「北信越大会くらいから誰が見ても良くなったよねっていう成長を見せていた。(高校野球練習試合解禁後の登板で)彼の持ち味の抜くボール落ちるボール、ストレートっていうのをしっかりやってくれて。内容も非常に。内容をしっかり重視した中で、これだったら大事なところも任せられる可能性があるなってところで。彼が成長を続けて、実戦でも結果を残してくれた」とメンバー選考を兼ねた徳島合宿を経て、最終決定した。

指揮官は「いろんな声が出てくる可能性があるので。震災がどうとか。でもそれじゃないから、負けちゃダメだぞっていう話は彼にしました」と、初めての背番号に託した思いを口にした。

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