阪神が打線爆発で首位固めに成功した。今季最多の1試合チーム16安打で今季2度目の2ケタ得点。ヤクルトとの1、2位直接対決3連戦で勝ち越し、ゲーム差を「1」に広げた。
猛虎打線に火を付けたのは大山悠輔内野手(31)だった。0-0の1回1死満塁で右翼線に2点適時二塁打。ルーキー岡城から始まった初回5連打3得点をつなぎ「いい形でみんながつないでくれましたし、まずは先制点を取ることができてよかったです」。試合後も「勝ってよかったです」と繰り返した。
大山は今季27試合目で初の決勝打。通算の決勝打数は98度目となり、岡田彰布オーナー付顧問(68)の97度を超えて歴代単独6位に浮上。節目の100度目V打も射程にとらえている。チームの勝利に徹してきた男がメモリアルな一打を放った。
これで9連戦の3分の1が終了。初戦こそ10失点の大敗で屈したが、2、3戦目を取って2カード連続勝ち越しに成功した。貯金「8」は今季最多タイ。5月1日は本拠地甲子園で巨人と戦う移動ゲーム。過酷な大型連戦だが、大山は「明日も試合があるので、反省と準備をして頑張ります」と頼もしかった。【只松憲】
▼大山が1回に先制の適時二塁打を放ち、これが今季初の決勝打。大山の勝利打点は通算98度目となり、2リーグ制後の阪神では岡田を抜き単独6位に浮上した。また、この決勝打の打席で生涯打率の条件となる通算4000打数に到達。阪神で通算4000打数以上は史上18人目。阪神現役選手の4000打数以上は大山だけで、3000打数以上は近本(3886打数)、梅野(3178打数)がいる。



