「強打の報徳」だ。今春センバツ準Vの報徳学園(兵庫)が、12安打13得点の猛攻で7回コールド勝ちで初戦突破を決めた。

先発の今朝丸裕喜投手(3年)が序盤に4点を失うなど苦戦する中、効果的に得点を重ね援護。センバツでは得点力不足を課題としていたが大角健二監督(44)は「最近打線の方は結構上向きなので。今日も打線に関してはそんな心配はないかな」と一定の手応えを示した。

相手のミスにつけ込んだ。初回に相手のエラーが重なり、2安打で5点を先取。指揮官は「相手のミス、四球に便乗するのは今までのうちのパターン」とにんまり。一時2点差に迫られたが、5回には先頭の3番安井康起外野手(3年)の中越え三塁打を口火に3点を奪うと、6回にも山岡純平内野手(2年)の右翼線への適時三塁打などで4点を追加。ただ、7回は走者の判断ミスで得点を逃した場面もあり「詰めの甘さが最後出た」と指摘した。

雨天により、当初10時開始のゲームが4時間遅れ、試合中も大雨が降り14分間の中断を挟んだ一戦。グラウンドコンディションが悪く、相手は4失策を喫した中で無失策と鉄壁は健在だ。強固な守備とパワーアップした打撃力で、18年以来6年ぶりの夏の聖地へと突っ走る。【古財稜明】

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