春夏通算17度甲子園に出場し、第一神港商時代の1929年(昭4)、30年にセンバツ連覇の経験もある古豪・神港橘が逆転サヨナラ勝利で初戦を突破した。
1点を追う延長タイブレークの10回2死満塁から根木沁太(しんた)捕手(3年)が左翼線を破る適時二塁打で2人の走者をかえし、試合を決めた。
投げてはエースの中間裕瑛(ひろあき)投手(3年)が10回4安打2失点、147球の熱投で勝利に導いた。
同校は今秋ドラフトの西の目玉候補で3月には侍ジャパンの強化試合に選出された関大・金丸夢斗投手(4年)の母校。新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園大会が中止となった20年に3年生だった代で、中間は「金丸さんの代は甲子園がなくなって悔しい思いしたと思うんで、その分僕たちが金丸さんたちの代の思いも背負って連れていきたい」と誓った。

