今秋のドラフト候補に挙がる、中央学院の二刀流・颯佐(さっさ)心汰内野手(3年)が本塁打を含む3安打5打点で4回戦進出に導いた。

3回、1点先制し、なおも2死二塁から、内角の真っすぐを振り抜くと、打球はぐんぐん伸びレフトスタンドへ吸い込まれた。颯佐は、打球を確認するとガッツポーズを高々と掲げた。公式戦初となる2ランに「1打席目で真っすぐを差し込まれていたので、この打席ではタイミングを早く取って回転で打ちました。ホームランを狙っていたのではなく、ヒットの延長線上で入ったかなと思います」と、笑顔を見せた。

5回にはスライダーを二塁適時内野安打で2点。7回にも二塁適時内野安打で貴重な1点を追加した。

投げては9回、2点を返された直後の2死一、二塁で2番手としてマウンドへ。暴投と死球で満塁となったが、最後は右飛に抑え試合を締めた。

センバツ4強の経験を生かした。春夏連続出場を目指すため、チーム内では常に「隙をなくそう」が合言葉に。「打席でも冷静に、視野が広くなりました」。相手の外野の守備位置にも目を配り配球を読む。「今日の本塁打の打席がそうでした」。夏、進化した姿を見せている。「自分1人ではなくみんなで意識をして、その中でチャンスで1本。(投手では)ピンチでも抑えられるようにしたいと思います」と話した。【保坂淑子】

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