九州学院が辛勝で3年連続4強を決めた。今春、上から横手投げに転向した今夏初登板のエース小松空之恭(そらのすけ)投手(3年)が好救援で勝利を呼び込んだ。

2-2同点直後の6回から「投げたくてうずうずしていました」というマウンドへ。4回57球で6奪三振の4安打無失点に抑えた。

9回2死一、二塁、相手打者を、一番自信を持つ横に大きく曲がるスライダーで空振り三振打ち取り、激闘を締めた。伸びが特長の130キロ台直球主体に90キロ台のカーブ、スプリットなども交えて力投。中でも制球の安定が一番で「ストライク先行でテンポよく投げられました」。好救援から6回裏の1点勝ち越しにつなげた。

実は、夏の前哨戦となる5月のNHK旗まで上手投げだった。だが、先発した熊本工との決勝で敗れて「熊工にボコボコにされて何かを変えようと取り組んだ」と一大決心で横手投げに転向した。

球速は最速135キロに落ちたが、週3、400球の投げ込みで抜群の制球力を身につけた。新チームでは春に屈辱の背番号10もあっただけに、エースを取り戻した今夏に並々ならぬ気迫でいる。

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