甲子園史上最も遅い開幕戦で初得点を奪ったのは、小松大谷だった。

初回先頭の嶋田が安打で出塁。U18日本代表候補で主将の田西(たさい)が進塁打で好機を広げた。2死三塁、4番江守が創成館エースの森下から中前打を放って午後5時45分、今夏の甲子園で初めてスコアボードに「1」が刻まれた。

普段通りに午前6時の朝食に合わせて起床。長い1日を見据え、仮眠を考えたが選手らが打撃練習を選んだ。西野貴裕監督(50)も「少し寝させようかなと思ったんですけど、本人らがバッティングをしたいということで」と苦笑いだったが、早速成果が実った。

昨夏は明豊(大分)と大阪桐蔭を倒して16強入りし、甲子園に小松大谷旋風を起こした。同校は21年の高川学園(山口)戦で史上最も遅い午後7時10分開始、同9時40分終了の最も遅い試合も体験。試合は逆転されて敗れたが、この日もしっかり爪痕を残した。