伝統の縦じまが甲子園に帰還した。帝京(東京)が、11年夏以来となる15年ぶりに聖地の土を踏んだ。甲子園練習では練習開始直前から三塁側ファウルゾーンでキャッチボールを行って体を慣らした。いざ練習が始まるとテキパキした動きでグラウンドに散り散りになり、ノックや打撃練習で感触を確かめた。
わずか30分のうち15分間をシート打撃に費やし、2本柵越えも見られた。左中間スタンドに豪快な1発を打ち上げた大型スラッガー目代龍之介外野手(2年)は「自分的にはちょっと先っぽだったんですけど、いい予行練習になりました。左中間、右中間が広いことは元々知っていたので、その中で自分のバッティングでどこまで届くか。今日やってみて深さはあるなと思いました」と手応えを得た様子だった。
金田優哉監督(40)は「私自身も(甲子園こ)中に入ったのが選手ぶりなので24年ぶりくらいだったので、やる前からすごくワクワクした気持ちでした」と振り返った。21年秋に前田三夫前監督から引き継ぎ、たどり着いた舞台。「(プレッシャーは)やっぱり常にありましたね。今もあります。前田監督が作られてきた帝京高校を落とすわけにはいかないという思いでやってきました。選手たちもそれに応えて頑張ってくれましたし、今回の甲子園は自分たちの力で勝ち取ったものだお思います」。19日の開幕戦で昨夏覇者の沖縄尚学と初戦を迎える。

