八戸学院光星(青森)が崇徳(広島)を下し、初戦突破を決めた。
この日は「投打二刀流」の北口晃大投手(3年)が先発投手と指名打者を兼任。今大会から適用のDH制を使用し、今大会初めての「大谷ルール」を使用した。試合後、囲み取材に対応した仲井宗基監督(55)は「大谷くんルールでさせてもらっているんですけどね。北口に変わるバッターが出てくれば、また変わってくるのかは分からないですけど…。今のところはこういう起用の仕方になる」と明かした。
メリットとして投手でもバッティングが得意な選手を生かすことができ、二刀流の活躍が広がる。ただ、デメリットとして降板後は再登板できない。仲井監督は「北口が投げた時はアクシデントがない限り、基本は完投と決めていました。再登板は負担も大きいですし、今までやってきていい試しがなかったので」と話した。
北口は延長10回129球を投じ9安打6失点、10奪三振の完投勝ち。打っては6打数2安打3打点と投打で大活躍だった。
◆大谷ルール 投打二刀流の頂点を極めるドジャース大谷翔平投手(31)の出現により生まれたルールで、先発投手が同時にDHとして出場することを適用した。投手でもバッティングが得意な選手を生かし、二刀流選手の活躍が広がることが最大のメリットだが、その一方で降板後は再登板ができない。
◆延長回最多得点 八戸学院光星が延長10回表に9得点。昨年春の準々決勝で浦和実が聖光学院戦の10回表に挙げた8得点を上回り、延長イニングでは春夏の大会を通じ最多得点となった。
◆青森県勢の春最多得点 八戸学院光星の15得点は青森県勢の春最多。これまでは56年八戸が寝屋川戦で挙げた14点が最多だった。

