英明(香川)がDHを効果的に起用し5-3で高川学園(山口)を下し、3年ぶりの甲子園勝利をつかんだ。

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英明の“いぶし銀”が雨にも負けず、打線の火付け役として大いに躍動した。昨秋の神宮大会で三塁コーチだった「6番DH」の浜野銀次郎(3年)が、いきなり第1打席から三塁にヘッドスライディングをかました。2回2死走者なし、右中間への当たりに肘当てを落としながら全力疾走で三塁打。4回無死一、二塁では犠打が相手投手の送球ミスを誘い、先制点を引き出した。たたきつけるような雨が降る5回は中犠飛。8回無死二塁でも投犠打に成功。全4打席で貢献した。

父から「いぶし銀のような渋い人に」との思いで「銀次郎」と命名され、夢の舞台で堂々とプレーした。「まだまだですけど、いぶし銀の仕事ができた」と静かにうなずいた。香川純平監督(40)は、大役を果たした背番号12へ「すごく躍動していた。よく打って、DHは浜野がハマった」と拍手を送った。

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