中京大中京の半田直暉内野手(2年)はバッティングセンターでの調整が実って勝利を決定づける走者一掃打を放った。「自分はこの甲子園であまりヒットを打てていなかったので本当に安心の気持ちが大きいです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

初戦の19日阿南光(徳島)戦では4打数無安打に終わった。チームは勝ったが「悔しかった」と手に取ったのはスマホだった。

検索したのは近くのバッティングセンター。オフだった翌20日に1人でホテルから30分ほど電車に乗ってバッティングセンターに向かった。約2時間半打ち込み、6000円ほどを使った。何度もマシンに対する「中京」と書かれたTシャツの高校生に施設の人も珍しげな表情。試合に向けて「頑張って」と声をかけられ、半田は「力になりました」と振り返った。

普段からバッティングセンターで打ち込むこともあるというが、遠征先でも変わらず継続。「修正することを修正できた。最善の努力をしてこの試合に臨めたかな」と胸を張った。

チームは春単独最多を更新する60勝に到達。2安打3打点と貢献した半田は「チームが勝てたのが一番うれしい。ここからさらに勝利数を伸ばして優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。

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