智弁学園(奈良)がタイブレークで神村学園(鹿児島)を破り5年ぶりののベスト8進出を決めた。

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智弁学園・杉本がタイブレークをしのいで10回完投勝ち。タイブレークは甲子園通算42度目になるが、延長表のリードわずか1点を守り切っての完投勝ちは杉本が初めてになる。10回裏に無死一、二塁のタフな状況でも追いつかれない。打線の評判が高かった花巻東、神村学園を相手に2試合で長打1本、失点1。今大会被打率は1割9厘(64打数7安打)と抜群だ。

智弁学園が16年春に優勝した時のエース村上頌樹(現阪神)でも被打率は2割2厘(163打数33安打)。打たれないエースとしては73年春の江川卓(作新学院)の8分(100打数8安打)、76年夏の酒井圭一(海星)の1割5厘(153打数16安打)が抜けていた。センバツの30イニング以上では83年水野雄仁(池田)の1割2分5厘(152打数19安打)が江川以降の2位だが、杉本はどこまで迫れるか。【織田健途】