今年の選抜大会決勝(4月4日)はともに2桁安打の打撃戦の末、大阪桐蔭が7-3で制した。

 1回に光星学院が無死一、二塁の好機を逃したのに対し、大阪桐蔭はその裏に4番小池が城間から2点本塁打を放って先制した。

 光星学院は3回に田村と北條が二塁打、武田が中前打と藤浪に3連打を浴びせて2-2に追いついた。

 しかし、大阪桐蔭は3回裏に安井の三塁打、白水の適時打などで3点を奪い、7、8回には犠飛でそつなく加点。藤浪は12安打を許しながらも、6回以降無失点と立ち直り148球で完投した。

 光星学院は田村と北條が計5安打したが、3併殺、11残塁と攻めきれなかった。先発の城間が3回途中で降板し、救援の金沢も終盤に失点を重ねた。