沖縄尚学の2年生右腕・山城大智投手が初戦のキーマンに指名された。11日、第2試合で福知山成美(京都)と対戦する。

 左腕・比嘉健一朗投手(3年)と右腕・宇良淳投手(3年)の2人の継投でここまで勝ってきたが、比嘉公也監督(32)は「山城がカギを握る。今、一番強いボールを投げている。(起用するなら)2人の間か後ろ」と力を込める。

 山城は最速137キロも「キレは自信があります」と胸を張る。沖縄県大会での登板は1イニング。準決勝・真和志戦で延長10回に登板し無失点に抑え、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。甲子園でもラッキーボーイになる。