<全国高校野球選手権:延岡学園10-0弘前学院聖愛>◇18日◇3回戦

 延岡学園が13安打10得点で大勝。7度目の出場で初の8強に進出した。

 3回、積極的な走塁が突破口を開いた。1死二塁から1番梶原翔斗内野手(3年)が左翼前に安打。二塁走者は三塁でストップしたが、相手左翼が本塁へ返球。梶原はその隙を見逃さず二塁を陥れた。この進塁が奏功し、続く2番打者の時に相手が二塁けん制で悪送球し、先制点に結びついた。

 梶原は「ちょっとギャンブルでしたが、結果的にリズムがつくれてよかった。走塁は練習の成果です」とうれしそうに話した。