<全国高校野球選手権:富山第一8-0木更津総合>◇18日◇3回戦

 初出場の富山第一が木更津総合(千葉)に快勝し、夏の県勢では1973年富山商以来の8強に進出した。

 6回に4番の幸山一大外野手(2年)の犠飛などで3点を先制し、9回には大量5点を奪ってダメを押した。エース宮本幸治(3年)は相手打線を3安打に抑え、10奪三振で2試合連続完封。会心の勝利に、黒田学監督(32)は「甲子園は本当にすごいところだと思います。1試合1試合、すごく選手を成長させてくれる」と声を弾ませていた。