夏の甲子園で準優勝した延岡学園ナインらが26日、宮崎県の河野俊嗣知事を表敬訪問し、坂元亮伍主将(3年)が「想像をはるかに超える大観衆の中で、大好きな野球ができて幸せだった」と喜びの報告をした。

 重本浩司監督(31)は「選手が本当に楽しそうに野球をしていたのがうれしかった」と振り返り、延長戦の末にサヨナラ勝ちした富山第一(富山)との準々決勝で「精神的にもたくましくなれた」と選手を評価。知事は「皆さんが切り開いた新たな歴史が次のステップにつながる」と称賛し、宮崎牛を贈呈した。

 延岡学園は宮崎県勢で初めて決勝に進出したが、前橋育英(群馬)に3-4で惜敗した。