<高校野球大分大会:大分東明6-4別府青山>◇21日◇3回戦◇別大興産スタジアム

 別府青山が大分東明に敗れ、センバツに続く出場はならなかった。伊藤弘明監督(43)は「負けは負け。青山らしさを出せる実力がなかった」と淡々と話した。先発の中村太亮(3年)が1回に2点の先制を許した。3点を追う3回に4点を奪って1度は逆転したが、2回途中から登板の安勇大(3年)が同点で迎えた7回に勝ち越しを許す。相手の好守にも阻まれ、打線は4回以降沈黙した。主将の上原大樹(3年)は「(選抜に出た)プライドがあるので負けられない気持ちはあった。精いっぱいやった結果がこうだった」と悔しさをにじませた。