<全国高校野球選手権:組み合わせ抽選会>◇5日◇大阪フェスティバルホール

 南北海道代表の北照は、第2日第4試合で常総学院(茨城)と激突する。

 センバツ8強の北照は、初戦で春夏1度ずつ優勝経験のある強豪・常総学院と対戦することになった。河上敬也監督(54)は「第4試合は結構涼しいし、相手にとって不足はない」と名門校との激突を歓迎した。

 エース大串和弥(3年)も指揮官に呼応した。「不足はないというか、出るからには勝ちたい」と闘志を燃やした。警戒するのは、主砲の内田靖人捕手(3年)。「いいバッターですよね」と話すように、甲子園切符をつかむサヨナラ本塁打を放った4番打者だ。3日後に迫る初戦へ向けて綿密な対策を立てて臨むことになりそうだ。

 この日は、午前中に兵庫・西宮市内で約2時間の練習を行った。大串は110球の投球練習を敢行。「ずっと投げてたら、暑くてバテました」と疲れた表情だったが、日が落ちてくる第4試合は理想的。「せっかくならナイターをやってみたい」と気持ちも高ぶってきた。