<高校野球南埼玉大会:いずみ5-2小松原>◇9日◇1回戦
埼玉大会が開幕、初日に登場した部員12人のいずみ(南埼玉)が初戦を突破した。
部員12人のいずみ(南埼玉)が、開幕試合で小松原を5-2で破り、初戦を突破した。横田雅之監督(46)は「相手の3年生の思いに負けず、よく頑張ってくれた」と選手の踏ん張りを褒めた。1点を追う8回、一挙4点を奪う鮮やかな逆転勝ちだった。
この回、四球の走者を二塁におき、1番の猪口勇人中堅手(2年)が左前打してまず同点、なおも続いた2死一、二塁で4番高井勝貴捕手(2年)が、左前打して勝ち越した。1回、左太ももに肉離れを起こしたが、そんなことは苦にもしなかった。高井は「直球を狙った。チームのために打ててよかった」と振り返り、こうつけ加えた。「応援が聞こえたんです。モチベーションが全然違いました」。
大応援団がもたらした勝利だった。スタンドには672人の全校生徒が駆けつけた。吹奏楽部はZARDの「負けないで」をひときわ大きく奏でた。半年前、わずか6人でスタートしたチームには何よりの支えになった。横田監督も「集中打を呼んだのは応援のおかげ。ゾクゾク震えた」と感謝した。1年生6人、2年生6人の野球部の夏は始まったばかりだ。


