<高校野球南埼玉大会:大井9-8聖望学園>◇12日◇2回戦

 センバツ準優勝の聖望学園(南埼玉)が初戦で散った。無名校の大井に8-9で、まさかの延長10回サヨナラ負け。

 延長10回1死一塁から左翼線に転がる適時二塁打を浴び、エース大塚椋司(3年)の短い夏が終わった。1回に自らの三塁打を含む4連打などで4点を先取し、楽勝ムードも漂った。だが「調子はよかった」という言葉とは裏腹に、ストライクが入らなかった。途中2度の降板を挟み、7回2/3を投げ与四死球8。4回の5連打など10安打を浴びた。10奪三振も、最大6点差を守りきれなかった。

 泣きじゃくりながらチームメートに「ごめんな」と言って回った。センバツ後、チームに慢心が生じていた。「結局それが試合に出た。本当にすいません」と、最後まで謝り続けた。関東大会では初戦(2回戦)で甲府工に敗退した。その試合で11安打され、暴投2。速球を意識し過ぎて、フォームを崩し、修正されないまま本番を迎えた。岡本幹成監督(47)は「ついてなかったし、力もなかった。大塚のチームだから大塚がダメなら仕方ない。相手が2年生ばかり(スタメン9人中8人)で思い切りこられた。気持ちが受け身になった」と敗因を振り返っていた。