1次ラウンドB組を5戦全勝で1位通過した日本は、A組4位のプエルトリコに9-3で勝ち、準決勝進出を決めた。

 日本は1回に今大会初めて4番に入った筒香(DeNA)の適時打で1点を先制。3回に平田(中日)の二塁打で1点を加え、その後も4回に坂本(巨人)が2点二塁打を放つなど着実に加点した。前田(広島)が7回無失点の好投だった。

 B組3位の韓国はA組2位のキューバに7-2で快勝。B組2位の米国はA組3位のオランダを6-1で下し、B組4位のメキシコがA組1位のカナダを4-3で破り、いずれも準決勝進出を決めた。

 準決勝からは東京ドームに舞台を移し、日本は19日午後7時から韓国と対戦し、20日午後7時から米国とメキシコが顔を合わせる。決勝と3位決定戦は21日に行われる。

プエルトリコ3-9日本


チーム
プエルト
日  本

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韓国7-2キューバ


チーム
韓  国
キューバ


メキシコ4-3カナダ


チーム
メキシコ
カナダ 


オランダ1-6米国


チーム
オランダ
米  国


 
 

1次ラウンド結果

<B組勝敗表>

◆日本(WBSCランク1位)米国(2位)ドミニカ共和国(6位)韓国(8位)ベネズエラ(10位)メキシコ(12位)


 勝-敗順位
日本5-0
米国3-2
ドミ0-5
韓国3-2
ベネ2-3
メキ2-3


<A組勝敗表>

◆キューバ(WBSCランク3位)台湾(4位)オランダ(5位)カナダ(7位)プエルトリコ(9位)イタリア(11位)


 勝-敗順位
キュ3-2
台湾2-3
オラ3-2
カナ5-0
プエ2-3
イタ0-4


【プレミア12メモ】

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催で新設された国際大会で、4年に1度開催。世界ランク上位12チームが出場する。1次ラウンドは6チームずつ2組に分かれ、各組上位4チームが決勝トーナメントに進む。

【主な大会規定】

 ◆1次ラウンドは6チームがA、B各組に分かれ、総当たりで対戦。上位4チームずつが決勝トーナメントに進む。

 A組はキューバ(WBSCランク3位)、台湾(4位)、オランダ(5位)、カナダ(7位)、プエルトリコ(9位)、イタリア(11位)。B組は日本(1位)の他、米国(2位)、ドミニカ共和国(6位)、韓国(8位)、ベネズエラ(10位)、メキシコ(12位)。

 指名打者制を採用し、球数制限はなし。コールドは5回15点差、7回10点差以上で適用し、準決勝、決勝では適用しない。延長10回以降は無死一、二塁からタイブレーク制。使用球はミズノ社製(NPB統一球)