【セ・リーグ】

◆広島が継投で逃げ切り5連勝 黒田が日米201勝目

<広島2-0ヤクルト>◇20日◇マツダスタジアム

 3回まで両先発が無失点の立ち上がり。広島黒田は3回まで2安打投球。ヤクルト石川は毎回の6安打も要所を締めた。

 広島が4回1死一、三塁から黒田のセーフティースクイズで先制した。黒田は投球でも2回から6回まで無安打に抑える。

 8回に暴投で1点を追加した広島が継投で逃げ切り5連勝。黒田が今季8勝目で日米通算201勝目。貯金は最多24に膨らんだ。

 

 

 

◆巨人が今季最多の貯金10 阪神は巨人戦5連敗

<巨人3-0阪神>◇20日◇東京ドーム

 巨人は初回1死一、二塁で阿部の中前適時打で先制。失策も絡み一塁走者の坂本も生還した。先発大竹寛は無失点の立ち上がり。

 巨人大竹寛は6回まで3安打無失点の投球内容。阪神先発の青柳は、6回に2死一、二塁とし降板。続くピンチは高橋が抑えた。

 巨人は先発大竹寛が8回を3安打10奪三振で無失点に抑え5勝目。チームは今季最多の貯金10。阪神は巨人戦5連敗を喫した。

 

 

 

◆DeNA筒香2ランで逃げ切り、中日小笠原は5敗目

<中日1-2DeNA>◇20日◇ナゴヤドーム

 DeNAは1回に4番筒香の右中間スタンドへの36号2ランで先制。中日は3回2死二塁、亀沢の中前適時打で1点を返した。

 DeNAは6回1死二塁の好機も、一打が出ずに追加点ならず。中日は4回~6回まで、得点圏に走者を置くこともできなかった。

 DeNAは逃げ切り、連敗を3でストップ。先発山口は8勝目を挙げた。中日の新人小笠原は5敗目を喫した。

 

 

 

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク首位攻防2連勝、8回長谷川が逆転打

<日本ハム2-3ソフトバンク>◇20日◇札幌ドーム

 日本ハムは1回1死三塁から大谷の二ゴロの間に1点を先制。先発高梨は3回を2安打無失点と、まずまずの立ち上がりを見せた。

 ソフトバンクは4回1死三塁から、相手適時失策で同点。日本ハムは6回に大谷の中越え19号ソロで勝ち越した。

 ソフトバンクは8回に長谷川の左越え2点二塁打で逆転し首位攻防2連勝。千賀が10勝目。日本ハムとのゲーム差を1・5にした。

 

 

 

◆西武10点大勝で今季2度目の5連勝 ロッテ4連敗

<西武10-4ロッテ>◇20日◇西武プリンスドーム

 西武が先取点。初回無死満塁から、4番のメヒアと5番の中村が連続犠牲フライで2得点。3回にも森の中前適時打で追加点。

 西武は6回から継投策も、ポーリーノが3失点。それでも打線が6回裏にロッテ大嶺祐から3得点。8-4と突き放した。

 西武は7回にも岡田の適時打と秋山の犠飛で2点を追加。12安打10得点で今季2度目の5連勝。ロッテは4連敗となった。

 

 

 

◆オリックス大勝ディクソン9勝 楽天連勝3で止まる

<オリックス11-1楽天>◇20日◇京セラドーム大阪

 オリックスが3回に4点先制。1死満塁から西野の中前適時打でまず1点。さらにT-岡田が走者一掃の右前打で3点を加えた。

 オリックスは5回も西野の適時打などで2点追加。6回は吉田正の適時打などで3点を加えた。楽天は6回まで打線が沈黙。

 オリックスは7、8回も追加点。大勝で5連敗が止まった。ディクソンは9勝目。楽天は完封負けは免れたが連勝が3でストップ。