中日岩瀬仁紀投手(42)が、プロ野球最多となる950試合登板を達成し歴代単独トップに立った。プロ19年目で並んでいた米田哲也(元近鉄)の持つ日本記録を抜いた。1点リードで迎えた9回に5番手で登板し、1イニングを無失点に抑え404セーブをマーク。偉業達成に花を添えた。

 岩瀬はヒーローインタビューで「僕自身あっけにとられてますけど、終わったのでホッとしています」と、相手の走塁ミスによる結末を振り返った。「とにかくアウトを3つ取って帰りたいと思っていた。自分がやっていることとは思えないですが、よくここまでやってきたなと思います。(米田哲也氏とは)数字上は抜きましたが、比べちゃいけないと思います、次は951をしっかり頑張ります」と話した。