巨人を自由契約となった村田修一内野手(36)が16日、発表後初めて川崎市のジャイアンツ球場を訪れた。秋季練習前の高橋監督らナインにあいさつをし、荷物整理を行った。

 「みんなと顔を合わせて話ができて、とりあえず一段落かなと思います。寂しさはあるけど、そう言っていても前に進めないので、気持ちを整理して前に進んでいきたい。ジャイアンツは強い球団だと思った。ジャイアンツに来て1点を取るうまさだったり、1点を守る強さを、肌身で感じることができた。後はもういっぱいアウトにもなりましたし、いっぱいヒットも打てました。来て良かったなと思いますし、優勝もさせてもらいました。この経験を生かして、次のステップにつなげたいと思う。(巨人の選手とは)同じチームでやることはないと思いますけど、人間としての付き合いは続くと思う。また年を取ったときに、こういうこともあったねと笑って話ができるように、最後まで頑張りたいなと思います。(今後は)必要と言っていただける球団でベストを尽くすのが一番だと思っています」と話した。